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ルーアがロイの名前を呼んだ回数:15回
そりゃぁもう溺愛してたしされてたしです。

この話には細かい設定を考えてあるのですが・・・なかなか纏め切れないでいます。
少しだけその設定を書かせてください。

この世界には人類・獣人・精霊族が共存してましたが300年ほど前の戦争で人類は獣人を全滅させ精霊族も滅びかけました。
その清算を達成し種族融和の為父王の志を継ぎ頑張っているところがこのお話しです。
現在はルーア王が成し遂げた種族融和を礎に新たな王様が国を治めています。


ルーア王とロイは血は繋がっていないのですが其れが幸いだったと思えます。
実はルーア王には弟・ヴェルがいましてロイはヴェルと血が繋がっているのです。
ルーアはその事を知り志の為ロイを自らの手で育てる事は決めたのです。因みにその事はヴェルに告げてません。(ずるい人です)
家計図?はこんな感じです。

改めてみると、ヴェルとロイは叔父と甥っ子なんですね・・・・(笑
・・・・ルーアともか。

最初はロイを利用する為だけでしたが心を交わしてゆくにつれルーアにとって最愛の人になったロイ。
その事で負わずにすんだキズを背負ったり背負わせたりしてきました。今もそのキズは乾かないままですが
いつか、癒える事でしょう。